HIKARI REPORT

映画 「川の底からこんにちは」 初日舞台挨拶
2010/05/01 東京都 渋谷ユーロスペース2
執筆者:光(あきら)




先月の「カケラ」に続き映画の公開です。
場所も同じユーロスペース2での公開です。
チケットは事前にぴあでのネット販売。

当日はゆっくりして出て行ったら着いたときには既に番号順の呼び込みが
始まってしまってました(笑)
即場内に入るとなぜだか入り口近くの席が空いていて滑り込めました。
この舞台挨拶はプレスが入るため最前列は上映後プレスに押さえられるため
最前列は無理なので入り口付近がベスト。
映画は以前PFFでの公開がありましたが舞台挨拶だけで本編が見れなかったので
本編を見たのは今回が初でした。
内容はかけおちして上京した木村佐和子役のひかりが無気力で「しょうがない」
というのが口癖のOLが父親の入院から田舎に帰ってしじみのパック詰め工場の
社長を最初は仕方なく始めたものの男に振られた勢いで急に「頑張るしかないんです」
と目覚めてその奮闘を描いた作品で、作品の随所に笑えるところがあって楽しいけれど、
親子の愛みたいなものも描かれていて、また途中から佐和子が頑張りだしてやる気を
もって挑んでいく感じは見てる人も頑張る気になれます。
上映時間が実際よりも短く感じるくらい笑ってる間にあっという間に終わり、
上映後少しするとすぐに司会進行の方が現れて、まずは石井監督のみ呼び込み。
少し話を聞いた後佐和子の家族役の方々とそれにしじみ工場のおばちゃん役の
方たちも全身真っ白の衛生服で登壇。
それに続いてひかりも同じ衛生服で登壇しようとしましたが、場内に入る前の
入り口の外で既に恥ずかしがって顔を覆ったりキャッキャ騒いでました(笑)
またそんな姿もかわいかったですが、登壇してもやはり常に恥ずかしがってました。
本人もこの格好が違う意味で泣きそうなくらい恥ずかしいとか。
それでも撮影現場では楽しくもあり監督からはめんどくさい演出もあったりしたけれど
いいキャラクタに仕上がってよかったと。
総勢11名の登壇者各人がコメントされてたのでひかりのコメント自体はちょっと
短めでしたが、このあと普通はプレスのみの写真撮影となる撮影タイムですが、
今回は特別にお客さんも撮影OK!!(^0^)/
念のためデジカメを持ってきておいてよかったです(^o^)v
ましてこんな衛生服姿のひかりなんてそう撮影できないですものね(笑)
本人が恥ずかしいと言っている姿をみんなデジカメやら携帯カメラで撮影されまくり。
撮影自体は結構長い時間割いてもらえました。
報道の方も多く注目の高さが伺えました。
そして撮影タイムも終わり、社歌がかかる中降壇時されて行き、私のすぐ近くを歩いて
出るときに軽く手を振って外へと出て行かれました。

続いて我々も退場しすぐそのまま2回目の舞台挨拶、上映へと。
今回は舞台挨拶にプレスなどが入ることはないらしく最前列が使えたので、
最前列のひかり真正面を無事に確保。
すぐに舞台挨拶が始まると同じく監督の呼び込みがあり、その後出演者の登壇と
なりましたが、工場のおばちゃん役の人たちは先ほどと同じ衛生服でしたがひかりは
私服に戻されていて、上は白のブラウスに下が黒にドット柄で少しボワッとした感じの
パンツに黒い靴でした。
髪は「カケラ」の舞台挨拶のときからかなり短かったのですが、ドラマ撮影中のため
やはり短いまんまですごくかわいくまた顔の小ささが分かります(*^_^*)
今回も各出演者11名がコメントされていったのでコメントも短めでしたが
とても楽しくて撮影現場もこういう和気藹々としたいい感じだったんじゃないかな
と思える舞台挨拶でした。
ひかりもとても健康的で素敵な現場でみなさんに助けられながらもいい撮影ができて、
映画には人間の滑稽なところが現れていて心温まる映画に仕上がったんじゃ
ないかなとのこと。
各コメントの後同じく社歌がかかる中降壇されていき舞台挨拶は終了。
舞台挨拶中ひかりも常にごきげんな感じで話自体はうまく言葉が出てこなかったりしても
舞台挨拶そのものは余裕も出来てきて楽しめてる感じがしました。
その後再度映画の上映を見てもやはり笑えて面白い映画でした。
こういう常に笑えるような映画にはまだ出てなかったのでまた新たな満島ひかりを
開拓してくれた一本になったんじゃないかなと思います。
演出、脚本も若い監督ですがいいと思いますし、カットもしっかりしているけれど
面白くよかったです。
監督のこれからにも期待したいと思える作品でした。




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